リアルな顔

合言葉は、『セラヴィ!』  私自身が感じたことを好きに文にしています。映画が大好き。忘れてしまうので言葉で記録。評論していません個人の感想です。ネタバレあり。記事タイトルは、映画のキャッチコピーにしています。

2・人生は前にしか進まない

続いて鑑賞したのもアキ監督の作品、

過去のない男

昨年からprimeでアキ監督作品が配信されてから自分の中でアキ監督プチ祭り開催していたのです。23年度の最後は「枯れ葉」で締めましたよ。一瞬居眠りしたのはここだけの話。

The Man Without a Past

Mies vailla menneisyyttä

2002 フィンランド/ドイツ/フランス

 

記憶をなくすことは人によっては悪いことだけではないかもしれない。

人生リセットと考えてもいいよね。

愛に辿り着くまでにはしんどいことだらけだが、結果よし。

手を差し伸べてくれるまわりの方々、人生諦めちゃダメだね。

できることから、小さくまず一歩、「人生は前にしか進まない」、静かに背中を押してくれた。

 

日本の歌が聞こえてきたが違和感は感じなかった。そりゃセンス抜群監督が選んでいるからね。そして調べてたらこの歌手の方、監督のファンであり新譜出す度に監督に贈り続けていたそう。

うん、積み重ねだ。愛は届く!と、信じよう。

1・涙が浮かぶ街角に、雲が浮かぶ

2024年新年1発目の鑑賞作品は、

アキ・カウリスマキ監督の「浮き雲」

Drifting Clouds

Kauas pilvet karkaavat

1996 フィンランド

 

嫌な事って立て続けに起きるのなぜだろう。

この夫婦は強かった。2人だから乗り越えられた。新たな家族🐶も加わればフルパワー。

落ちたら上がるのみ。地面ばかり見ているのじゃなくたまには顔を上げて空を見よう。

 

少ない台詞の中に彼、彼女らの心の声を代弁する数々の音楽たち。背景であり台詞でもある。

アキ監督は音楽で作品を魅せますね。

台詞が少ないのは好きなんです、登場人物の心の中を想像するのが好きだから、かもしれない。

嫌なことがあったらいい事が待っている、努力した人限定。