リアルな顔

合言葉は、『セラヴィ!』  私自身が感じたことを好きに文にしています。映画が大好き。忘れてしまうので言葉で記録。評論していません個人の感想です。ネタバレあり。記事タイトルは、映画のキャッチコピーにしています。

3・男たちよホールドアップ!すべてが快感。女たちのルネッサンス!

リドリースコット監督作品、

テルマ&ルイーズ

Thelma and Louise

1991 アメリ

やっと鑑賞。

 

まさかこんな展開がまっていたとは…。

捕まるか、それとも死ぬか。えええええ。

 

あの撃った瞬間から長いこと閉ざされていた扉が開いて最後全開になって、ダイブ!悔いなし!一見考えられないことが目の前で行われていて私の思考回路はショートしたが、捕まる=今までの生活にいつかは戻る=それこそ生き地獄なんだろう。なら親友との死を選ぶことが彼女たちにとっては幸せとなるんだ。今この瞬間が幸せの絶頂だから、永遠にするために終わらせる。旅行に行くことさえ旦那に怯えて言えないテルマが自分の意思で決断した。それだけで泣ける。

美しく散りたいとかさ、分からなくもない心情ですよ。

彼女たちはあの撃った瞬間から後戻りはできない別の世界へ足を突っ込んでいて、イカれた思考じゃなくいたって冷静で、まぁハイなのは確かだと思いますがね、今まで抑圧された空間で生活していたからやっとあの出来事で、自分を曝け出す事ができたんだよね。観ていて面白いなと思ったのが、服装の変化。女性らしいのからだんだんとアクセサリーなどのキラキラした物も外して最終的にはワイルドで野生的な男性らしい装いになってまるで彼女たちが、らしさとかそんなの飛び越えて、人間本来の姿に戻っていったように見えましたよ。力強く美しかった。

そもそもらしさってなんだよって話になるけど、固定概念だよね。ガチガチで凝り固まった、やわやわの柔軟な頭でいたいです。

 

女性は男性の下じゃない、上でもない、同じ。だけど「本来の自分」になった女性は無敵だよ。ドッカーーーーン!

精一杯生き抜いた彼女たちは美しく、「自分らしくあれ!」とこっちにまで聞こえてきた。

人生て、誰かのために生きるのではなく、自分の為に生きたいよ。わたしは思います。人それぞれだから一概には言えないが、まずは「自分」だよ。

素晴らしい大好きな作品。4k版観に行こ。

 

 

(ブラピ!出演しているの知らなかった。わずかな出演時間で深い爪痕残したブラピは流石!ブラピの若さ…肉体…美しさに万歳!)

 

(あっちの世界でハッピーと言ってパッと浮かぶのがリリア4ever。趣旨全く違うけどね。。)